不動産会社を通して物件を購入した場合には、不動産会社の紹介する司法書士に依頼すれば、通常は特に問題無く登記手続きできます。 費用が気になるのであれば、他の司法書士事務所に見積もりを取ってもらい、比較してみるのも良いでしょう。
一方、相続、贈与、親類知人間の売買など、紹介してくれる業者がいない場合や、登記以前の契約条件から話を進めなければならない場合には、分かりやすく手続の説明をしてくれ、かつ、通える範囲にある司法書士を探すのが良いと思います。
司法書士は国家資格ですから、必要な書類を作成し登記申請を行うために必要な知識は誰もが持っております。 しかし、登記によりお客様が本当に望んでいる結果になるかどうかを見極めるための手段や判断基準は、それぞれの司法書士事務所により異なってきます。 ご相談の結果、時には売買や贈与自体をとりやめたほうが良いという判断に至ることもありますし、そもそも登記できないという事実が判明することもあります。
納得できるまでわかりやすく説明してもらえる司法書士を探してください。 初回相談は無料としている司法書士も多いですので、まずは相談に行くことをお勧めします。
また、分からないことがあったときや、追加の書類が必要になった時には、お近くの司法書士のほうが何度も直接会って説明を受けることができますし、時間も短縮できます。
「司法書士には不動産を購入した時に銀行で会ったことしか無い」という方もたくさんいらっしゃいますが、司法書士は、相続・遺言、生前贈与、借金問題、賃貸借問題、消費者問題など、生活に密着した様々な仕事を行っています。 当事務所には、これらのうち、異なったご相談をお持ちになる「リピーター」も大勢いらっしゃいます。 これからの生活も考えて、お近くに気軽に相談できる司法書士を探しておいていただければと思います。 その際には、当事務所も選択肢として考えていただければ幸いです。
司法書士を探すには、インターネットや電話帳を利用するほか、司法書士会に問い合わせたり、お持ちの権利証の表紙に記載されている司法書士に連絡をする方法もあります。
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